昔から「冷えは万病のもと」と言いますよね。
また、女性の半数以上は冷え性だそうです。
体が冷えると免疫力が低下したり、肩こりや便秘などの原因にもなると言われています。
しかし、生活習慣を変えることにより改善できる事も多いのです。
半身浴がお勧め
普段の生活の中で、手軽に取り入れることができて効果的なのが半身浴ではないでしょうか。
肩までお湯に浸からずに、
「みぞおち」くらいまで浸かるのが半身浴です。
38～40℃くらいのお湯に20分以上浸かると良いそうです。
浴槽に半分だけ蓋をして半身浴をするとお湯が冷めにくいです。
そして、蓋の上にはタオルと飲み物を置いておくのがお勧めです。
20分は長いと感じるかもしれませんが、本でも読みながら過ごせば、あっという間です。
お湯の温度は熱めのほうが温まったように感じるかもしれませんが、
実は表面が温まるだけで、体の深部までは温まっていないのだそうです。
体の外側だけでなく、体の中から温めることが大切です。
熱めのお湯に浸かると交感神経が優位になり、お風呂の後の睡眠にも影響してしまいます。
38～40℃くらいの温度なら体への負担も少なく、質の良い睡眠が期待できます。
半身浴をすると体の深部まで温まって、じわじわと汗が出てきます。
たくさんの汗と一緒に毛穴から老廃物が出ます。
つまり、美容にも健康にも良いのです。
特に冬は汗をかく機会がないので、半身浴で汗をかくのがお勧めです。
簡単！手作りバスボム
好きな香りはリラックス効果を高めてくれます。
そこで、体がポカポカ温まるアロマのバスボムがお勧めです。
バスボムは混ぜるだけで簡単に作れます。
お風呂にバスボムを入れると、シュワシュワ～となって楽しいですよ。
【材料】
・重曹…大さじ３
・コーンスターチ…大さじ1
・クエン酸…大さじ1
・精油…10滴
・はちみつ…適量
* 重曹は食用のものにしましょう。
* ハーブや花びらを少量加えるとお洒落なバスボムになります。ただし、お風呂掃除が大変なので、私はあまりお勧めしません…。
オススメ
ラベンダー、ゼラニウム、ローズウッド、マジョラムなどの精油がお勧め。
オレンジなどの柑橘系も良いですが、肌が弱い人はピリピリする場合もあるので注意が必要です。
【作り方】
- ジッパー式の保存袋や厚手のビニール袋などに、重曹・クエン酸・コーンスターチを入れて袋の上からよく揉む。
- はちみつを加えてさらに揉んで、よく混ぜ合わせる｡
- 好みの精油を加えて、よく混ぜ合わせる｡
- ２等分にしてラップでくるむ。
- ラップの上から、しっかり握って丸め、しばらく置いて乾燥させる。
* 型に入れて、かわいい形のバスボムにしても良いですね。
まとめ
肩までお湯に浸かる全身浴でも、みぞおちまで浸かる半身浴でも、
ゆったりとした気持ちで過ごすことが大切です。
アロマのバスボムを入れるとリラックス効果がある上に、
血行が良くなり体がポカポカ温まるので一石二鳥です。
気をつけること
食べた直後の入浴はNG。
消化不良を起こしやすいので、食後すぐの入浴は避けましょう。
水分補給が大切。
半身浴はたくさん汗をかくので、しっかり水分補給をすることが大切です。
のぼせるまで入らないこと。
理想は20分以上ですが、個人差があるので無理をするのは逆効果です。
体調に合わせて調節しましょう。